足下で若干の動意が見られますけれども、やや輸出が期待外れであったということは、一方で、新興国などの海外経済のもたつき、特にアジアは日本の輸出の半分以上が出ているわけですが、そこのもたつきの影響と、それから自動車を中心に製造業において海外生産を相当拡大したわけでございまして、まだこれは続いているわけですが、そういった構造的な要因もあったと思いますけれども、円安にもかかわらず貿易収支がなかなか改善していっていないというわけでございます
黒田東彦
そういった点では、まさに今、物価の符号が変わってきて、少しずつ家計の、個人消費の動きも動意が出てくるというふうに私自身は見ています。
ただ、さらに個人消費が活性化していく上で避けて通れないのが、私は、企業そのものも活性化する必要があるということだと思います。
島本幸治
人民元の切上げにつきましては、前大臣、塩川大臣のときにはかなり積極的な御発言もあったやに記憶しておりますけれども、最近この人民元の動きについて現地の通貨当局、いろんな発言もあるようでございますし、またマーケットでもややそうした動き、動意というものが見られるというふうに思っております。
西田実仁
これは、内閣府及び財務省の設備投資に関する調査からちょっと動意が見られる点じゃないかと個人的には考えます。
藤原作彌
十四年度以降どうするかということですけれども、これは十三年度の残りの半分、半期足らずの期間ですけれども、そのような間の実績、さらには、いわば動意というか、それぞれこのプロジェクトにどういう状況が見込まれるかということをいろいろ勘案しまして結論を出していかなきゃならない、このように考えています。(吉井委員「要件は。RCC活用の条件なりなんなりは別に特にないんですか。
柳澤伯夫
その中で、設備投資には私が思ったより早く、むしろ昨年の春ごろから動意が見えて、これはうまいと思っていまして、従来のパターンでそれが国民消費に移っていくだろうと思っておりましたその部分が、私が間違っておった部分であります。
宮澤喜一
実際には、民間設備投資はかなり早くから動意が見えまして、この線を余り感心しないとおっしゃっていますけれども、私は、いや結構、今としてはよく民間設備投資は回復してきている、民間の利益率もかなり上がってきている。
宮澤喜一
個人消費の方は少し動意が見えますが、設備投資の方は遺憾ながらまだ見えないということでございますので、それでだんだんに、しかし、予算が執行されてまいりますとそこへいくとは思いますものの、一—三月が四—六月にも本当にそのままになるのかということも、確たることはなかなか申しにくい。
でございますから、世の中には、もう一つ政府がしないとだめだぞというお話、御心配があります。
宮澤喜一
先ほどおっしゃいましたこの間の短観の数字は、恐らく実感ではありましょうけれども、それは今まで思っていたよりは少しはいいかもしれないといった程度のことでございますので、一番主要な要素であります一つは消費でございますが、給与所得が伸びておりませんから、限界消費性向に多少の動きはあっても消費に大きな動意はないと考えなければなりません。
宮澤喜一
金融機関の場合は余業禁止になっていますから、不動産をやたらくたら買っていくという動意もありませんでしたから割に評価益は出るのでありますけれども、おっしゃったように装置産業はかなり損が出ると思うんですね。しかし、おやりになってプラスになるのかマイナスになるのか、そこらを強制するわけにはまいりませんので、任意でおやりくださいと。
大原一三
幸か不幸か、市中の資金需要、設備投資の資金需要というものは非常に低い現状でございますから、両者が競合して、いわゆるクラウディングアウトというようなことにはなかなかならないのではないかと思いますが、万一と申しますか、仮にそのような民間の長期資金の動意がございますようでございますと、もとより国債発行者としても十分そういうことに配意をしてまいらなければならないと思っておりまして、その点は十分これからも注意
宮澤喜一
○宮澤国務大臣 今小池委員の言われましたような見方、ごらんになり方、大体賛成でございますけれども、殊に、設備投資にはまず動意が見られませんし、これは大、小あるいは製造、非製造全部絡めまして、ほとんど大きな意欲が見られませんし、在庫水準は依然として高いということでございます。
宮澤喜一
昨今のこういう土地事情を踏まえまして、先ほど来何度か答弁させていただきましたけれども、土地につきましても、特に商業地につきまして若干の動意が見られ始めている状況でございますので、こういった状況の中で、おっしゃられるようないわゆる再開発事業のようなケースについて、この事業が応用されるケースが今後ふえていくのではないかというふうに期待をいたしている次第でございます。
小鷲茂
○小島慶三君 それに絡んでの問題なんですけれども、最近、長期金利に若干の動意が見られるということがございます。
アメリカあたりでは、ファイナンシャル・タイムズとかモルガン・スタンレーのレポートとかいろいろ資料を見ておりますと、非常にアメリカの株高、それから国債高というものに関心がある。これは日銀が引っ張っているんじゃないかなんというそんな記事も出ておりました。
小島慶三
また、個別に足元の経済を見ますと、全体としては足踏み状況で強くはありませんけれども、個人消費と設備投資には既に動意が見られておりますし、しばらく低下を続けておりました住宅投資も、下げどまりから若干上向いてきたかなというような感じでございます。
宮崎勇
これにつきましてはかなり御議論があると存じますけれども、他方でなお企業設備は余り動意が出ておらないのではないかという御議論がございますが、足元を見ますと、この三カ月ばかり機械受注が好調に上がってきておりまして、三カ月とも前年比増になっております。ただ、私ども若干慎重でございますのは、過去も三カ月先行指標が上がりました後また弱まったことがございますので、この辺はもう少し見てみたいと思っております。
吉川淳
まさに先生御指摘のとおり、個人消費が回復しできますと、生産面にもよりよい影響を与え、さらに企業収益も最近若干改善の兆しか出ているようでございますが、改善をしてくるということになりますと、設備投資、この設備投資は今も一部の産業では動意が見られますが、全体としてはやや減少ぎみでございます。
坂篤郎
もう少し敷衍して申し上げますと、公共投資と住宅投資、これは引き続き高い水準でございますが、肝心かなめの個人消費と設備投資にはまだ動意がうかがわれず、最終需要全体としては非常に低迷が続き、企業マインドもここに来て一段と落ち込んでいるというふうに思っております。
三重野康
したがって、るる申し上げましたけれども、私が申し上げたかったのは、例えば設備投資一つとりましてもそういった各種施策の効果というものも期待できるということでございますので、今かなり低迷をしている設備投資につきましても、業種によってはいわゆるストック調整の流れというものもだんだんとまってきているという分野もございますので、年度を通じて、特に年度の後半以降私どもとしては設備投資についても動意が見られてくるだろうというふうに
日高壮平
これにはいろいろな経済分析、要因分析がなされておりますけれども、昨年来景気対策に十分な手を打ってこられたと思いますけれども、今景気動向に若干の動意が見られるとも言われております。大蔵大臣の現在の景気動向に対する御認識をお伺いしたいと思います。
楢崎泰昌
もう一つ申し上げますならば、景気の方もお話がありましたように消費がもうひとつ、こういうことでありますが、景気というものは、全体のことを見ておりますと、ことしの二月ごろあるいは一月ごろに考えておりましたよりはやはり相当動意が出てきたな、こういうふうな感じを持っておりますし、それをさらに確実なものにするために十三兆二千億円という大きなものを追加的にしかも早目に打ち出しできているところでありまして、そういったことによりまして
林義郎